アパレルデザイン、色を正確にデジタル化して業務効率を上げる

企業名
・大手アパレル企業 A社
・デザイン開発部

目的と効果

導入とご依頼の経緯
服飾のデザイン開発をより効率化するために、正しい色のデジタル化を進めたいとご依頼がありました。
正しい数値化、生地とモニターを確認する照明環境、プレゼン用のプリントを迅速に用意するなどいくつかの要望をいただき、段階的な導入計画を実施させて頂きました。

導入の流れ

生地の色を正確にデジタル化する
・従来は、目視で色を数値化していたため、不正確で作成に時間がかかっていた
・導入後は測色器を使用し、数分でデジタル化

検討会議用の画像やプリントを効率的に作成する
・従来は、プリントを何度も出力して目視で色調整を行うため、長時間の作業時間がかかっていた
・導入後は、ほとんどの色が制作用モニター通りの色で出力されるため、修正が大幅に減少

各工程を受け持つ開発チーム同士と、開発拠点間で色をマッチングさせる
・従来は、チームごとに個別のルールで運用していたため、データの整合性が無く色修正に時間がかかっていた
・導入後は、共通ルール(カラーフロー)としたため、工程間の色修正は0になった

導入内容
・測色器、色評価用光源の導入
・ソフトウェアを検証し正しく設定
・会議用大型モニターの検証と設定
・プリンターのカラーマッチング
・デザイナーへカラーキャリブレーションモニターを導入
・カラーフローを定める
・マニュアル
・研修
・メンテナンス/サポート

WORKS